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1/17研修会
山形県町村議会議長会主催の町村議会新議員研修会に参加してきました。
山辺町の他、最上町、戸沢村、高畠町、大江町、中山町、大石田町、鮭川村の新議員が参加。
講師は、元全国都道府県議会議長会議事調査部長の野村 稔 氏で
「地方議会の制度と運営について」の講演でした。
地方議会に関する法令等の歴史と解説からはじまり、地方議会の役割、議会運営、委員会について、請願、陳情、傍聴についてなど、それぞれのポイントをわかりやすく説明いただきました。
お決まりの文句ですが、「議会は執行機関を監視し、政策を提言する」
しかし、町村議員が条例案などを提出することは実際は困難だと…
理由は、地方議会は、事務局員が少なく(全国平均2.5人)議案・条例等の修正ができないとのこと。
ん〜事務局頼りですか?となりますが(笑)実際はそんなものなのです。
自己研鑚が必要です。
ただ、議案にたいして、「全会一致で原案通り可決」ばかりでは議員は何をやってるのか?となるので(議案に欠けてる事項がなければいいんですよ)、過剰な事項は修正動議の対象とし、困難であれば付帯決議として執行機関に実現を要請するなど。住民のためになる最善の策を講じるということです。
あと、勉強になったのが
・過去1年間の本会議、委員会で、議員が提言した事項が当初予算でどのように具体化したかの資料を提出させる。
・議会だよりに議会提案したもので実行されたことを掲載する。
・常任委員会での継続調査事件を多く可決する。
などなど、基本的なことですが実際機能していない事項を認識することができました。
議会改革、議員改革、行政改革へ向けてまだまだ勉強です。
さぁ〜がんばろ〜
1/19議会だより
皆さん、議会だよりを読んでくれてますか〜
議会情報を発信するための媒体の一つ「議会だより」は、3ヶ月ごと開催される定例会終了後に、議会広報特別委員会が開催され、原稿作成、レイアウト、写真撮影など一連の編集作業を行います。
6名の委員会メンバーがそれぞれページごとの記事を担当し、期間全4回の委員会で作り上げていきます。
編集には、様々なルールがあり、見やすいように、読みやすいように、を心掛け編集作業に取組んでいます。
今回の1月新年号は、12月定例会での審議、一般質問を中心に記事を構成。
表紙は初市の風景をチョイスしました。
山辺町議会の議会だよりは、基本白黒。新年号は特別にカラー印刷になります。ここ最近、カラーの広報紙が主流の中、白黒の議会だよりは珍しい存在になってきました(笑)が、負けずに工夫して作っています!
山辺町議会だより1月号は、1月31日から全戸配布になりますので、皆さんお楽しみに
1/20Ustreamで〜
山辺町議会活性化推進特別委員会では、地方分権・地域主権の流れを捉え、議会の活性化策を協議、実行しています。
11名で月1回の委員会を開催(必要時は都度招集)。
今回は、議員報酬、常任委員会、情報公開について、具体的推進策を検討しました。
その中で、議会のネット配信をUstreamでやりましょう!と提案。
議会中継の意義からはじまり、全国での採用事例、Ustの説明諸々…噛み砕いて、やわらかく(笑)
特に60オーバーの方々に理解してもらうために、iPhoneからですが、デモ配信もやってきました。
百聞は一見に如かず!です。
実施までは、執行部との絡みや、様々なハードルがありますが、現状の庁舎内設備で十分可能で、今すぐにでもできる環境であることを強く訴えています。
ハードルは、ハード面ではなく…実はソフト
あと3年待ってみたいな根拠なき抵抗もあり(笑)
今回は結論はでず、継続協議となりましたが、スピードアップして前に進めたいと思います!
情報取得環境が成熟した現代、議会中継をすることで、なかなか議会傍聴に足を運べない方々のため、ネット配信の環境提供をすることで、より多くの町民が議場の模様を確認可能になります。
それぞれの質問に対する自らの意見を議員を通して反映させる機会を持つことができます。
また、モバイル機器の発達で、自宅はもちろん、外出先や車内などで視聴が可能になります。
そして、世代を問わず議会・行政に対して関心を高め、まちづくりへの参画意識の向上にもつながるのかなと考えています。
従来は、議会だよりによる事後報告(要約掲載)のみでしたが、議会中継をすることで、細かなニュアンスが伝わり、生のやりとりを視聴することで、真意がらより伝わると思います。
さらに、議員にとっても、全てをさらされる緊張感と覚悟が必要になり(今までなかったというわけではないのですがw)資質向上にもつながると!
改革は一日して成らず。
正しいと思ったことを推し進めていきます〜
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※画像は佐賀県武雄市議会のUstream(勝手に使ってスミマセン)
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